気付けばアラフィフ…今後の人生を見据えて自分改造計計画を実行中…!

介護の仕事に従事するきっかけは?

20代後半、30代手前となりコンプレックスの塊がピークを達していました。

まともに正社員として職に就いていない状況が自分自身を苦しめていました。

 

1.結婚か仕事か?

2.好きを仕事に。

3.とりあえず出来そうなこと。

 

 

1.結婚か仕事か?

20歳で短大卒業後、まともに就職が出来ずに彷徨い、職を転々として20代の年月はあっという間に経っていた。知り合いはたくさん出来たが、まともな出会いもなく気付けば29歳。結婚という選択肢はなく仕事をして生きていくしかない。まともに経験もスキルも習得ならず資格もない。まさに崖っぷちである。

 

2.好きを仕事に。

私が好きなこと。子供の頃から犬を飼っていたので当然、犬は大好き!20歳で短大卒業後、就職も決まっていなかった当時は親に「動物の専門学校に通わせてほしい」と泣きついてみたこともあったが頑なにお断りされた経緯もあり…。

29歳の私には貯金も当然なかった。20~29歳、実家暮らしで真面目に働いていたらまとまった貯金が普通はあると思うが、フラフラな自分には貯金すらまともになく、好きを実現するための財力でさえなく、諦めざるを得ない。

 

今にして思えば本気ではなかったであろう。本気を出せば奨学金を利用するとかバイトと掛け持ちしてでも学校に通う選択肢もあるはずだ。

 

50手前になった現在は? 動物系の仕事に就きたいか?と聞かれれば就きたくないと答える。なぜならば? 悲しい現状も目の当たりにしなければならないから。

動物たちのために現状で出来ることは保護団体に寄付する。愛猫を大切にする。他、情報にアンテナを張り巡らせ、出来る体制を整えておく・・・かな。

 

話は逸れたが、本当に大好き!というレベルより、ほどほどに好き、苦にならない程度に出来る仕事が丁度良いのかもしれない。

 

3.とりあえず出来そうなこと

本当に今後どうしていいかわからず途方に暮れていた頃。新聞の端っこに掲載してあった小さな報告が目に留まった。「ホームヘルパー2級」

 

現在では「初任者研修」という。

 

当時の私の発想は・・・

要するにお年寄りの家でおむつを取り替えたり、ご飯を食べさせたりするんでしょう?の程度。

学生の頃、おじいちゃんと同居していた頃があった。お手伝いさん(ヘルパーさん)が家に来て、おじいちゃんのおむつを取り替えたり、ご飯を食べさせてくれたりして面倒を見てくれた。

あれを私にできるのか?いいや、出来ないよな・・・。しかし、出来そうな気もしなくはない・・・。現在の私の僅かな財力で講習を受けられるし、両親は当時60代。親の老後のためにも受けておこうかな。合わなければ仕事に就かなければいいし。

 

という、舐めた動機で「ホームヘルパー2級」の講習を受けることになった。難しい漢字や新しい言葉が新鮮だった。とりあえず資格が欲しいという不純な動機もあったが、勉強は意外に?楽しかった。

自宅学習を得て教室へ講習に通い、病院や施設で実習を得て終了となる。病院での実習は大変であったけれど、色々と丁寧に指導してくれて実りのある実習となった。知識も得たし後は経験を積んでみようかな。オムツ交換はあまり好きじゃないけど(便の処理がキツイ)何とかなるかな?

 

実習先ではお声が掛からず別の就職先を探すこととなり、別の病院に就職が決まった。特に重症な患者さんが多く、看護師も介護職員も怖い人が多くて喧嘩ばかりしているような殺伐とした職場。最悪だ!

 

1週間のお試し期間を得て・・・はっきり断ろうと思った。私には無理!絶対無理!

患者さんも重症すぎて職員も怖い。

 

絶対に断ろうと頑なに誓った私に看護部長はというと・・・?

 

看護部長に優しく「どう?初めたばかりだから、もう少しやってみて答えを出してみてもいいんじゃない?最初は皆、未経験なんだから」というようなことを優しく、悟られるように言葉をかけて頂いた。何とも断り辛くなり、結局、病院勤務は1年8か月従事した。

 

あとかぎ・・・

 

この後、何度も燃え尽きて1年スパンで仕事を離れて・・・を繰り返し、騙し騙しで職場を転々として現在に至っている。

 

40代後半に差掛った頃になると「自分が介護されないとキツイじゃん」という状況となる。尋常じゃない腰痛や疲労困憊。体力的にもそろそろ限界かな。

今の目標は「本当に介護の仕事を離れても生活できるようになること」である。